下総野田 谷津自然の会

TEL.090-9960-1986

千葉県野田市 谷津自然の会 甲斐

野田の谷津(生物多様性の湿地)

谷津とは

尾崎谷津の写真

間氷期と呼ばれる氷河期と氷河期の間に地球の温暖化が起こります。紀元前に起こった最後の間氷期は、海が関東地方の奥まで入り込む縄文海進を起こし、深い入江ができました。間氷期が後半に入り海が後退してできた低地を千葉エリアでは谷津と呼びます。神奈川や東京西側では「谷戸(やと」と呼ぶことが多いのですが同じものを指しています。野田の谷津の多くは住宅、またはヤード・太陽光パネル場などに使われて消えていっています。2023年、木野崎と谷吉の二つの谷津の一部が埋められはじめています。木野崎は市の生物多様性重要観察地のひとつで、守られるべきエリアなのです。


尾崎谷津について 詳細

野田市尾崎には7haの谷津があり、休耕田として50年を経過して自然に還っています。稀少生物も棲息するこの谷津を保護保全することを当会の大きな目標にしており、行政への働きかけ、地権者との話し合いなど活動を続けています。ここではかつてあった道も消えてなくなっており、観察会ごとに道を切り開いたりしています。ご覧になりたい方は当会にご連絡ください。

その他の谷津 (リンクあり)

下に示す以外にもいくつかの谷津がありましたが、木野崎、谷吉など2023年中に埋立が行なわれています。消えた谷津は二度と復活しません。

七光台谷津
東武線七光台駅東側に、3方向に向かって拡がる谷津。北側を除きほぼ消滅
船形北谷津
国道16号中里周辺から東側に伸びる谷津。開発されそうになってきています
三ヶ尾の谷津
こうのとりの里の江川を中心とする大きな谷津。沢山の枝谷津を有する
清水谷津ほか
座生沼の延長にある谷津で、野田の中心部まで続いていた。枝谷津が西山市民の森
目吹北谷津
ゴルフ場と県道の資材置き場に挟まれ知られずに残った小さな谷津。最も美しい景観

野田の自然保護の会

連絡先
千葉県野田市 甲斐

mail; mokino631kh@gmail.com
または hkai24874@gmail.com

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